住宅ローンが返せなくなったらどうなる!?上手な対処法とは

困ったときでも大丈夫!

住宅を購入するときは多くの方が住宅ローンを組みます。
最初はきちんと返済できると思って契約するのですが、実際には色々なことが起きる可能性があります。
そのため、住宅ローンが返済できなくなったという状況も珍しいことではありません。

ローン

たとえばリストラにあってしまったり、収入が減ってしまったことによって、毎月の返済が滞ってしまい、最終的にはローンが返済できなくなるのです。

ローンを返せないときの対処法として任意売却があります。
任意売却とは簡単に説明すれば住宅を売却することによってローンを返済するという方法です。

任意売却をすれば必ずローンが完済できるとは限りません。
しかし、できるだけ高く売れるように努力することによって、借金の額を減らすことができるでしょう。

交渉をすることによって、ひょっとしたら引越し費用をもらえるかもしれません。
残りの債務については分割払いができるように交渉することも可能です。

ただし、任意売却は本人が自由に選択できる制度ではなくて、債権者の合意が必要となります。
債権者とは住宅ローンを提供している金融機関のことであり、そちらから許可をもらうことによって任意売却が可能となります。

競売との比較

任意売却の他には競売という方法があります。
こちらは自分の意思とはまったく無関係に裁判所が強制的に住宅を売却することです。
そのため、売却をして得られたお金が自分のものになることはありません。

すべては債権者や税金のために使われることになります。
また、競売されたからといってローンがすべて返済されるとは限りません。

基本的に競売の場合は市場での相場よりも4割から5割程度の安い価格でしか取引されないのです。

かなり買い叩かれてしまうため気をつけましょう。
せっかくマイホームを売却したとしても、それでも多額の借金は残されたままという状態になります。
残った借金を分割払いにすることもできなくて、引越し費用を出してもらうことも不可能なのです。

このように競売を選択してしまうと基本的に不利なことばかりのため、できるだけ任意売却を選択することをおすすめします。

こちらの方法ならば、借金を返済できる可能性は高くなり、その他の点でも有利なことはたくさんあるからです。

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