ブランド買取は、手軽に利用できる便利なサービスです。「使わなくなったもの」や「もらったけど、趣味にあわない」ブランドは、できるだけ早めに手放したいところ。買取専門店における買取手順は決し難しくありませんが、トラブルを避けるために注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、ブランド買取で注意すべき事例をいくつか紹介しています。是非参考にしてください。
ブランド買取店の中には怪しい業者も
残念ながらブランド買取をする業者の中には、怪しい業者も存在します。例えば、本来20万円で買取できるものを、わずかな買取金額で買いたたき利益を出す業者です。
ブランド買取の際は査定をしますが、査定額はお店によって違うため、「査定額の正解」はあってないようなものです。ブランド買取の査定金額は業者によって大きな開きがありますが、相場からあまりにもかけ離れた金額を提示するような業者は相手にしないほうがいいでしょう。
自宅にやってくる訪問買取には要注意
怪しいブランド買取業者の中で、最も注意したいのが、勝手に自宅にやってくる訪問買取業者です。通常であれば、売却を希望する人から、買取店へコンタクトをとり、都合のいい日に買取業者が自宅を訪れて、その場でブランド買取をします。
しかし、怪しい業者の場合、突然自宅に押し掛けたり、電話で強引なアポイントメントをとったりします。これは、判断力を失わせて、ブランド品を安く買取ろうという手法です。これを「押し買い」といい近年全国的に注意が呼びかけられています。押し買いでは、業者が唐突に訪ねてきて、ブランド品を不当に安い金額で買いたたきます。
押し買い業者は、買取を拒否しても聞く耳を持ちません。時には恐喝をして、安くブランド買取をします。
訪問販売で使われる押し買いの対策方法
約束もなくやってくる買取業者は、怪しいと判断しましょう。また、中古のブランド品を買取する業者なら「古物行商従業者証」や「古物商許可証」を携行しているはずです。証明書の提示をしても、相手が拒んだ場合、その業者は偽業者かもしれません。
家に招き入れる前に、身分をチェックし部屋に招き入れないようにしましょう。もし招き入れてしまったら、相手をせず警察を呼んで対応してもらいます。
困ったらクーリングオフを適用しよう
訪問買取にも、クーリングオフが適用されるようになりました。押し買いの被害にあったらクーリングオフを活用しましょう。
自己防衛策どのようなものがある？
怪しい業者を防ぐには、現場で対応するのはあなたです。怪しい業者にだまされないようにするには、以下の対策を意識してみてください。
ブランド品に関する知識を増やす
安く買取をされないようにするには、顧客側もブランドに対する知識をつけておくことが大切です。相場を知らなければ、低すぎる査定金額をつけられても気づかないからです。
本物を証明する付属品を保管しておく
業者を名乗る怪しい者の中には、ブランド品を「偽物」だといってだますケースもあります。こうした事態を避けるためにもブランド品が本物であることを示す付属品（特にギャランティーカード）を提示しましょう。本物であれば、怪しい業者も低い価格では買取できないからです。
まとめ
ブランド買取業者の中には、安くブランド品を買いたたく業者も存在します。特に訪問買取は事前にアポイントメントの訪問は対応せず、立ち去るのを待ちましょう。しつこく買取を迫ってくる場合は、警察に通報し対応してもらいましょう。自身で探す場合はブランド買取業者の実績をサイトなどで確認し見極めることが大切です。
